About

Profile

鹿児島生まれ鹿児島育ち。
10年間の大阪暮らしを経て、現在福岡在住。
ダンサー、PUMPKINGのメンバー。
Web制作事務所「NuAI」代表。

ヒゲもじゃでロン毛に身体のデカさが相まって、喋るまでは怖そうな人に勘違いされやすい。

得意とするダンスは、ヒップホップやハウス、コンテンポラリーダンス、舞踏。
Jazz的インプロ感溢れるダンスを好み、生き様が滲むダンスを愛する。

「今」にフォーカスする「静」と「動」のダンスをつらつらと折り重ねて踊る。
空間が染まる瞬間を踊り紡ぐ。

日々、妻と二人の息子たちをカメラ片手に追いかけて過ごす。

「NuAI(ヌアイ)」は、長男が最初に喋った言葉「ヌアイー」が由来。

Biography

中学生でダラダラと昼のワイドショーを見てたとき、テレビに映るDA PUMPをたまたま知れたことをきっかけにストリートダンスに興味を持ち始める。

当時、テレビや雑誌でしかダンスの情報をキャッチする方法がまだ身の回りになかったこともあって、「踊れる人スゲー」「ダンサーってヤベー」と憧れと踊る自分を妄想する日々。

「ダンスは出来る気がする!踊れる!!」と根拠のない自信だけで、高校を卒業すると地元鹿児島を離れ、大阪のCATミュージックカレッジ専門学校 ストリートダンス専攻に進学。
ヒップホップやハウス、ロッキンなど、ストリートダンスを構成する多種多様なジャンルの踊りやカルチャーを基礎から学ぶ精神と時の部屋のようなダンス漬けな学生生活を過ごす。

大阪でダンスを始めて一年、先輩の卒業公演でとにかくエモーショナル、パッションもダダ漏れアフリカンダンスを見て「そういう踊り方もあるんだ」とストリートダンスに出会ったときの初期衝動に近い衝撃を受ける。
その衝撃は半端なく、「ダンスってこういうもの」ってそれまで無意識的に思い込んでた固定観念や価値観は大きく方向転換期。
「そうじゃなくてもいいんじゃない?」と自分なりに一つ一つ考えて、感じて、咀嚼してみるようになる。

この頃は、基本的に何もかもが刺激的な毎日だった。

KNITさん(ADB, New Black-izm)とドラマー FUDAさんを中心に、ジャンルレスに集合したダンサー10数名+ツインドラム+ディジュリドゥのセッション集団 大阪シンコペーションが発足。
大体月に一度、大阪なんば高島屋前バスロータリーで即興セッションを繰り返す。

大阪シンコペーションのおかげで、生の音楽とダンスの掛け算でうまれるグルーヴの面白さ、奥深さをダンサーキャリアの早い段階で知れた。

大阪なんばハッチで開催された「nbsa+×÷」に大阪シンコペーションで出演したことは、K-106との出会いのきっかけでもあり、その後の人生を考えるとデカかった。

大阪シンコペーションとは別で、ダンスチーム活動としては、専門学校在学中にPUMPKINGをLoveiと結成。
SABU、CANA加入、mar脱退を経て、専門学校卒業後も関西を拠点に活動する。(現在活動休止中)

PUMPKINGで表現するダンスは、活動初期はやりたいこととスキルが釣り合わずに特異な存在として見られがちだった。それでも、続けていくことで何かが伝わるようになり、「JAPAN DANCE DELIGHT」のファイナリストになれるくらいの評価を得れるくらいになれた。

ある日、SYMBOL-ISMのTAKUYAさん、Suthoomさんに背中を押してもらうような形で自分たちの表現する場を作ってみようとPUMPKING単独ダンスライブ「EURORA」を企画する。

「EURORA」をきっかけに、PUMPKINGのダンススタイルは、ダンサー中心の表現から空間主体の表現へフォーカスが変化していく。
自分自身のダンスも空間を主とするダンスにPUMPKINGの活動を通じて、変わっていく。

鰻谷sunsui、名村造船所跡地White Chamberと2年連続で「EURORA」開催以降、2ヶ月毎にテーマを変えて新作を企画・制作する舞台シリーズ「PUMPKINGの公演」を開催する。
この頃は、ダンスのベースはストリートダンスだけど、所謂コンテンポラリーダンスに近い作品作りを行うようになり、コンテンポラリーダンスとストリートダンスの間の子のようなダンススタイルへアップデートに拍車がかかる。

PUMPKINGとしての活動も順調な中、フッとPUMPKINGで創る舞台以外に一人で公演をやってみたい衝動が湧き上がる。
「やる」以外の選択肢はなくダンスインスタレーション「Jipong」をPUMPKINGのメンバーや仲間の力を借りて、大阪ACDC GALLERYで企画・開催。

やるなら1回ポッキリより2日間やりたい!
2日間で3公演、火・風・水を各回のテーマとし、1時間半のダンスインスタレーションを発表する。

「Jipong」終了後、Aki-Ra sunriseと西日本・九州で行った「音と踊りの2人ツアー」をきっかけに天然肉体詩人 篠枝虫丸さんに出会う。
虫丸さんと日本、韓国を踊り旅をする中で舞踏のメソッドを学び、静的ダンスの表現方法、アプローチに大型アップデートが発生。

その後は、PUMPKINGの活動が休止になったり、普段からイベントやLIVEで一緒に音楽で遊ぶことが多かったK-106 啓太郎くん、Time Painting 仙石彬人くんと音×踊×光による有機的即興トリオ「イロトリドリ」を企画して不定期に活動したり、虫丸さんが主宰する複合アートカンパニー「The Physical Poets」のメンバーとして、ベルリン、北欧ツアーに行ってみたり、、

とにかく踊ってばかりで好きに一直線、20代は全力で青春して、あっという間に30歳を迎える。

30歳以降、これからの人生を考える上で、踊ってばかりもそれはそれでいい。
ただ仕事とダンスの距離感、家族を持つこと、「それでも自由でいるためには?」を秤にかけてみたら、手に職を持っておくべきとWeb制作の世界へ足を突っ込む。

独学でフロントエンドの技術を学び、福岡のWeb制作会社グルーウェブでフロントエンドエンジニアを経て、2018年4月、個人事業主として独立。
福岡のものすごく踊るホームページ屋として、「NuAI(ヌアイ)」を屋号とする。

「NuAI(ヌアイ)」は、Web制作を出発点に「そうじゃなくてもいいんじゃない?」と問いを立て続ける。
対話と協働から、まだ気づかれてない良さや真に必要とされてるニーズを客観的な立ち位置・ユーザー視点で掘り起こし、発見・拡張・共創することをモットーにWeb制作業を営んで現在に至る。

Webのお困りごとやご相談はお気軽にNuAIまで。